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教化センター

2011/2/28 10:00より 京浜教区教化研究会議を開催

-失われ行く人間の尊厳- 『高齢化の進展と教師の取り組むべき課題』


【開催要旨】

気が付いたら周り中に孤独な老人が満ちてきた。誰にも知られずに人が死んでゆく時代がこれほど簡単にやってくるとは。ここにきてNHKが「無縁社会」を放送して以来、主要メディアでも次々に高齢化社会の実態を「孤独死」の急増等を切り口に、大きく取り上げるようになりました。人が動物のごとく最期を迎え、誰にも発見されずに時間だけがたってゆく悲劇も増えています。人間の尊厳が失われているのです。

言うまでもなく、これは家族の崩壊を示すものであり、このまま見過ごせば、社会そのものの崩壊にもつながりかねない深刻な事態です。われわれには「無縁社会」を「仏縁社会」にかえる力はないのでしょうか。

「高齢化」の進行とともに「直葬」という言葉も知られるようになりました。われわれ寺院としては檀家制度の崩壊とも重なります。一人ひとりの教師が問われるのはそればかりではありません。普段の檀家との接触不足から葬儀の在り方に対しても痛烈な批判がぶつけられているのです。

いわゆる「葬儀離れ」「寺離れ」が加速しています。また、たとえ葬儀が行われる場合でも、家族葬であるとないとにかかわらず、高齢化は年金世代が喪主となる事態を常態化させ、葬儀に関する出費を極端に抑制している現実もあります。「お布施」を料金表のごとく扱う業者があらわれ、これを批判した全日本仏教会に対して一般社会から厳しい意見が殺到する事態も起きました。

こうした状況は、一方では僧侶の存在意義を限りなく薄弱なものとし、他方では寺院経営の根幹をも危うくするという側面もあります。

根源的に考えれば、われわれにはこの家族の崩壊、すなわち社会の崩壊に何をなすべきかを真剣に問い直さねば、惨めな社会崩壊の到来を阻止できないでしょう。このような深刻な状況を見過ごすことはできません。また、われわれの存立基盤が崩壊しつつあるという事実をさらに深刻に受け止めねばならないでしょう。

現状をどう認識すべきなのか。どう対応すべきなのか。さらには寺院は家族に何をなすべきなのか。2つの講演を受けて、十分に議論をかさねたいと存じます。


◎日 時  平成23年2月28日(月) 午前10時から午後5時まで

◎会 場  FORUM 246 〒259-1116 伊勢原市石田 350 TEL 0463-96-3711

◎対 象  日蓮宗教師及び寺族

◎参加費  無料

◎問合せ  神奈川県第3部宗務所 TEL 0463-26-5100

      e-mail jin3syumusyo@mirror.ocn.ne.jp


【開催要項】

10:30 講演1 「無縁社会」の進展と孤独死の現状

        NHK報道部記者 板倉弘政 氏


11:40 講演2 荒む社会ー直葬ー急速に進む高齢化の中で

        産経新聞 社会部副編集長 赤堀正卓 氏


13:30 分散会

14:30 分科会

16:00 総括報告

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